Canvas Life_vol.03

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Canvas Life

vol.03

The Blow inc.CEO:今村龍三郎

Canvas Life

vol.03

The Blow inc.CEO:今村龍三郎
パロットキャンバスのテーマでもある
「今の風をうけた、デイリーワークウェア」
そんなウェアと、様々なシーンで今の風にのっている人々とのフォトセッション。
第3回はリボンフライが名物の飲食店、
「ブルックリンリボンフライ」のオーナーである
今村龍三郎さんをフィーチャー。
料理や店づくりに対するこだわりを聞いてみました。

一見すると山盛りのポテトチップス。でも、持ち上げるとすべてつながっていて、まるでリボンのよう。
そう、ジャガイモをリボン状にスライスして揚げたものが、サクサク&フワフワの食感が楽しめるリボンフライ。考案したのは今村さんの友人でもあるブルックリン在住のシェフ。

■ブルックリンリボンフライ
2014年に東京の駒沢公園近くに旗艦店をオープン。東海岸で買い付けたヴィンテージの家具で内装を仕上げ、しっかりした食事やお酒も楽しめるダイニングとして路面店を構えた。

「表参道に遊休地を利用した期間限定のスペースがあり、自分たちで飲食店をやれたら楽しいんじゃないかと思ったのがきっかけ。リボンフライのほか、世界中のジンジャーエールを飲み歩いて完成させた、独自のレシピによるジンジャーエールの2つを看板商品として始めました」

店内には広々としたオープンキッチンがあり、ジンジャーエールの原料になるジンジャーシロップもここで手づくりされる。

「創業時から大切にしているのは、クラフトマンシップとローカリズム。創ることへの探究心を忘れず、突き詰めていくことを大事にしています。そして、街を大好きな人がつくったのが、ブルックリンという街。地域を愛し、そこに住む人や訪れる人を愛し、そこで生まれるものを愛する。人と人が繋がり、尊敬しあい、応援し合う。デザイン的なカッコ良さではなく、ブルックリンという街のコミュニティとしてのカッコ良さを表現できたら」という思いが屋号には込められている。

そんな今村さんが日頃の暮らしの中でこだわっているのは、あまり考えすぎないこと。オンとオフの服装も、シンプルなアイテムを基本としたワーカーズスタイルが多い。
この日は、パロットキャンバスのウィルミントンツールジャケットを着てもらった。

・ウィルミントンツールジャケット

「ブルックリンのフリーマーケットで買ったショーツが気に入っていて、暖かくなるとよく穿くのですが、その生地がちょうどこんな感じ。このジャケットは生成りの色合いや、大きめにつくられているから動きやすいところがいい。ラフに扱っても丈夫そうなので、仕事着としても活躍してくれそうです」

実は、店を始めたのは面白そうだったからという興味本位で、当初はこんなに長く続くとは思っていなかったという。しかし、ジンジャーシロップは今や全国約100店舗の食料品店などで取り扱われる人気商品へ成長。今後も手にした人を笑顔にできる商品を開発して、育てていきたいと意欲を見せた。

「食事ではなく食時。僕たちは食べる事ではなく、食べる時間を提供したい。料理が美味しいのは当たり前で、さらに心地のいい音楽、リラックスできる空間、気持ちのいい接客が重要です。そのためには、大切な人と大切な時間を過ごそうと、この店を選んでくれたことへの感謝を忘れないこと。お店を創り出すすべてに対する心配りを大切にしようと、いつもスタッフには話しています。“ありがとう。楽しかった”と言ってもらえるために、何をしなければいけないか。それをスタッフ一人ひとりが考え、実践してくれているからここまでやってこれたのかなと思っています」


自然体でありながら、常にいいものをお客さんに提供したいという気持ちを忘れない今村さん。
一緒に働くスタッフの労をねぎらう姿も印象的でした。

パロットキャンバスも、皆様に長く愛される
アイテムをリリースしていきます。  
Vol.4もお楽しみに

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